DIGITAL NET PRESS
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北摂里山サポーターズクラブ 「里山ではない。自然林でもない。埋め立て地という人工島に造られた緑地。そこで何が行われているのか。」という謎めいたコピーで始まる大阪ガス姫路製造所の紹介。 「希少植物のレフュージアとは何を意味するのか。かつてのエネルギー供給場所であった里山と、今のエネルギーのガスとの関係は︙。そして、そこで起こっていることとは?」とパンフレットは続きます。 「本丸につながる隠し通路の出口があるという噂が残る原生林。それは里山だったのか。今なお立ち寄れない理由とは?。守るべくは世界的文化財、それとも樹齢何百年の樹︙?。石垣を忍者のように登る自衛隊と外来種の関係とは︙?」と、同じく研修地となった姫路城の紹介も意味深です。 サポーターズクラブの姫路研修は里山とは一見何も関係のないような、この2つの場所が指名されたのでした(ちなみにコピーは事前の取材を元にクラブ事務局で作ったものです。) 自分たちの地域を離れることで新たな発見があり、活動へのヒントが生まれるかもしれない。そんな期待を持って動くサポーターズクラブの遠征研修。通常は入れない場所、できない体験、聞けない話、そして出会いが待っています。 さて参加した人たちは2つの命題を解くことができたのでしょうか? 研修の詳細と謎の解明は北摂里山博物館のホームページにて。企業の植生管理の取り組みと姫路城の植生管理を知る大阪ガス   姫路製造所、姫路城を見学(株)北摂里山サポーターズクラブ謎めいたコピーに関心が高まった募集チラシ。人工島に造られた姫路製造所のレフュージア。希少植物を写真に収める人も。映し出される地球の環境が変わっていく姿。薪に取って代わったガス。その炎は菊炭に見える?姫路城では普段は入れない迎賓館でお話を聞けました。姫路城は平成の大修理から黒田官兵衛へ。謎のひとつ城山原生林。石垣と木と外来種の謎は解かれずに終わった?2014.2.5p.47 hitosato vol.3

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