博物館の基本的な考え方

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博物館の基本的な考え方

北摂里山博物館に至る背景

かつて炭や薪など燃料生産の場であった里山は、1960年代から燃料の生産の場としては利用されなくなり、人と里山とのかかわりが薄れてきました。地域の過疎化が進んでおり、最近では森林ボランティアの高齢化も進み、里山に関わる人材不足も深刻となっています。その結果、放置林となった里山が増加し、照葉樹林化、林床におけるネザサ等の優占化、マツ枯れ・ナラ枯れの発生、シカの食害などの問題も発生し、生物多様性の低下をもたらし、今後何らかの対策が必要です。

北摂里山博物館に至る背景

これまで、北摂里山では、兵庫県立人と自然の博物館や森林ボランティア、環境活動団体によるさまざまな活動や取組が行われていますが、専門家や限られた方々だけでは、里山の荒廃を防ぐことができません。

そこで、北摂地域の特徴でもある市民レベルでの種々の活動をより活性化させ、北摂里山に埋もれる新たな資源を有効に活用し、さらに北摂里山に関する情報を常に発信し、新しい時代の里山として利活用されるように、人と里山の新たな関係を創り上げていくことが、北摂里山の再生・保全、ひいては北摂地域の元気、活性化に寄与するものと考えられます。

北摂里山博物館の目的

都会近くに残された北摂の里山地域一帯を「北摂里山博物館(地域まるごとミュージアム)」として整備し、生産活動はもとより環境学習、野外活動など、訪れる人々それぞれのニーズにあわせて利活用されることを通じ、北摂里山の持続的な保全を図り、北摂地域の活性化につなげることを目的とします。

対象地域

伊丹市内の昆陽池、宝塚市内の県立宝塚西谷の森公園や亦楽山荘、川西市内の黒川地域や県立一庫公園、三田市内の県立有馬富士公園や高平ナナマツの森、猪名川町内の杤原めぐみの森や大野山(おおやさん)など阪神北県民局管内にある30箇所の里山の一つひとつを展示物に見立て、多くの人が気軽に訪れ、それぞれの目的に合わせて利活用できる"地域まるごと博物館"とします。

3つの里山街道

3つの里山街道

管内のこれらの里山は、構想対象地域の東西を流れる猪名川、武庫川に沿って点在しており、これらの里山を多くの人々に楽しみながら自由に巡っていただくため、猪名川町の大野山(おおやさん)から伊丹市の伊丹緑地に至るルートを「猪名川里山街道」、三田市から伊丹市の昆陽池公園に至るルートを「武庫川里山街道」として位置づけます。また、たがいに固有の自然環境や歴史、文化を有する猪名川流域の「伝統的里山」と武庫川流域の「先進的里山」を結ぶ東西の回廊として、ふたつの河川の中上流域を川西市の黒川から猪名川町、宝塚市を経て三田市の有馬冨士公園まで東西に結ぶルートを「北摂里山街道」として構想の柱のひとつに位置づけます。

基本理念

古より日本では多くの人々が里山からの恵みを受け、里山に感謝し、里山とともに生活を営んできました。里山と人との関係は、こころの豊かさを育み、里山は日本人のこころの原点でもありました。

ところが、1960年代に始まる燃料革命によって、多くの里山はその役割を失うとともに、人々は経済的な豊かさを追い求め、里山から離れていきました。しかしながら、都市部に近接する北摂里山は、今なお歴史・文化や生物多様性などの魅力を保つ稀少な空間として残されています。

そこで、基本理念を
北摂里山はの本のこころ
とします。

北摂里山を保全するだけでなく、現代社会における新たな役割を見出し、地域の特性である北摂地域の高い市民力を背景に、人と里山とが意識的に共生し、互いに恵みを与え合う関係を創出する里山の一つのモデルとして、日本をはじめ世界に発信していくことをめざします。

戦略コンセプト

基本理念を人々に分かりやすく発信し、幅広い人々から理解を得るために、戦略コンセプトを「ひと、さと、ずっと」と定めることとし、里山の利活用や保全におけるすべての事業・活動は、このコンセプトのもとに展開します。

戦略コンセプト

基本方針

北摂里山が人と里山の新たな関係をつくり、互いに恵みを与えあう豊かな地域として発展する「北摂里山モデル」を創出するため、以下の基本方針に基づいて事業を展開していきます。

ネットワークの構築と活性化

北摂里山街道を中心軸に、猪名川里山街道、武庫川里山街道にある各里山がネットワークを構築することにより、北摂里山全体の活性化を図ります。

共通のプラットフォームの構築

北摂里山で活動する森林ボランティアや環境活動団体、事業者、兵庫県立人と自然の博物館など研究機関、県・市町などの行政機関等の各主体が参画・協働できる共通のプラットフォームを構築します。

北摂里山ブランドの創出と発信

北摂里山に潜在する多彩な里山資源に新たなブランドイメージ(人と自然のやさしさ、ぬくもり、安心感、こだわり、永続性等)を付加価値として加え、「北摂里山ブランド」として醸成・育成し、全国へ向けて発信します。

広域連携の推進

歴史的、文化的、地勢的につながりの強い隣接する大阪府域の里山とも連携し、ツーリズムをはじめ構想の拡大化を図ります。

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