里山大学では、里山研究の第一人者である服部保学長が講座を監修しており、一貫した里山理論を習得することができます。学長自ら講座の半分以上を担当し、フィールドにおいても陣頭指揮をとります。中でも植生調査や植生管理の実習は大変好評で、「木の種類や名前を覚えられた」「伐採の基本がわかった」という受講生の声が毎回聞かれます。また、フィールド実習では里山大学OBが活躍している保全活動団体が親身になって対応。大学での学びが実践されている里山を実際に訪ねて、手厚い指導を受けることができます。また、里山大学のプログラムは多岐にわたります。里山保全についての講義・実習だけではなく、「日本一の里山」と称される川西市黒川地区での台場クヌギ、そして数千年以上にわたり守られてきた妙見山のブナ原生林を視察するなど、歴史を学ぶ講義も開校以来続いています。里山大学の特色を語る上でOB会の発足が挙げられます。修了生が自主的に立ち上げ、年度を越えた受講生の交流が生まれました。また、受講生がさまざまな保全活動団体に所属していることから団体間の交流も活発になりました。まさに縦と横のつながりが生まれたと言えます。里山大学では、毎年度の受講生に各講座や全体をふりかえってのアンケートを実施しています。2012年度から2023年度まで(12年間)のアンケート結果では、満足度97・5%と、大変高い評価をいただいています。また、OB会が会員に対して行ったアンケート(2024年)によると、回答者84名のうち52名が保全活動団体に所属。人材育成という里山大学の趣旨に沿った結果を出しています。 北摂里山大学29一貫したプログラム活動のネットワークづくり受講生の声、修了生の今現在里山保全活動に参加していますか?北摂里山大学全体をふり返ってみていかがでしたか?満足度97.5%29.8%その他8.3%良かった30.1%とても良かった普通1.1%川西市黒川・桜の森で菊炭の材となるクヌギを植樹(2024年11月)現在は活動参加していないが、機会があれば活動参加したい北摂里山大学修了生アンケート結果(84人回答)川西市水明台で作業安全実習(2023年6月)北摂里山愛す会(OB会の名称)による三田市ブイブイの森見学会(2023年9月)北摂里山大学受講生アンケート結果(363人中276人回答、回答率76.0%)川西市黒川の台場クヌギ林を訪ねる(2023年6月)参加している13回目の修了式61.9%67.4%
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